【いつの間にか機会損失?】Googleビジネスプロフィールを放置する危険性
- 佳乃子 坂本
- 2 日前
- 読了時間: 6分

目次
Googleビジネスプロフィールとは?
放置が招く主なリスク
第三者によって書き換えられてしまう
検索順位が下がる
情報が古くなることでクレームに繋がる
ブランドイメージの悪化
採用活動へも悪影響
リスクを防ぐための具体的な対処法
定期的な情報チェック・更新
投稿機能の活用
口コミへの返信
管理する時間が取れない場合
まとめ
「Googleビジネスプロフィール(以下、ビジネスプロフィール)」は、今や店舗・企業にとって“第二のホームページ”とも言えるほど重要な存在です。Google検索やGoogleマップに表示されるこのプロフィールは、集客や問い合わせ、ブランディングに直結するオンライン上の営業ツールです。
しかし、最初に登録をした後に、つい放置してしまっていませんか? 「特に更新することもないし」「口コミも入ってないから今はいいかな」そんな油断が、じわじわと“見えない損失”を生む原因になっているかもしれません。
今回は、ビジネスプロフィールを放置することで生じるリスクと、その対処法について、MEO対策の視点から詳しく解説します。
Googleビジネスプロフィールとは?
ビジネスプロフィールとは、Google検索やGoogleマップに表示されるビジネス情報を管理できる無料ツールです。企業や店舗が登録することで、店舗名・住所・営業時間・サービス内容・口コミなどが検索結果に表示され、ユーザーが直接行動を起こすきっかけとなります。
例えば「〇〇市 カフェ」などのローカル検索で上位に表示されれば、新規顧客との接点を広げる強力な集客経路です。
そのため、MEO(Map Engine Optimization)対策において最も重要な要素の一つです。
しかし、せっかく作成してもそのまま放置してしまえば、思わぬリスクを招くことになります。
放置が招く主なリスク
第三者によって書き換えられてしまう
ビジネスプロフィールは、オーナー以外でも、ユーザーが「情報の修正を提案」を通じて情報を編集することができます。
ユーザーからの情報変更申請があった際は、オーナーに対して管理画面上でGoogleから通知が届くので、申請を破棄すれば問題ありません。
しかし通知を無視し続けてGoogleに正しい情報と判断された場合は、情報の書き換えをされるので注意してください。
また、最悪の場合アカウント自体が乗っ取られるケースもあるので注意が必要です。
ビジネスプロフィールには「オーナー権限のリクエスト」という機能があり、誰でも権限のリクエストを行うことができます。
リクエストされるとGoogleからメールが来るので、拒否する事でリクエストを回避できますが、何らかの方法でGoogleアカウントのIDとパスワードやGoogleビジネスプロフィールのオーナー確認コードが盗まれると乗っ取られてしまう可能性があります。
検索順位が下がる
Googleはユーザーにとって「今、役に立つ情報」を優先して表示する傾向があります。プロフィールが長期間更新されていない場合、「運営されていない」「情報が古い」と判断され、表示順位が下がってしまう可能性があります。
特に競合店舗が継続的に投稿・情報更新をしている場合、その差はますます広がります。検索結果で上位に表示されなければ、どれだけ魅力的なサービスを提供していてもユーザーに見つけてもらいにくくなります。
情報が古くなることでクレームに繋がる
営業時間や定休日、商品の価格、提供メニューなどが実際と異なっていると、来店したユーザーの不満やクレームにつながります。
たとえばビジネスプロフィールには「営業中」と記載されていたのに店舗が休みだった場合、顧客は怒りや失望を感じるでしょう。その結果、Google口コミでの低評価が書き込まれ、他のユーザーに悪影響を与える可能性もあります。
ブランドイメージの悪化
ネガティブな口コミや不適切な写真が放置されていると、企業や店舗の印象に大きなダメージを与えます。
また、口コミへの返信が一切ない場合、「このお店は顧客の声に向き合っていない」というイメージを持たれてしまうことも。初めてお店を訪れるユーザーは口コミを非常に重視しており、ビジネスプロフィールから感じた第一印象が悪いと来店を見送る可能性が高くなります。
採用活動へも悪影響
ビジネスプロフィールを放置するリスクは、店舗集客だけに留まりません。最近では、求職者が企業のビジネスプロフィールをチェックするケースも増えています。社風や働く環境を写真や口コミから判断しようとするため、情報が古かったりネガティブな口コミが目立つとマイナスな印象を与えてしまうことがあります。
企業の魅力を伝える場として、採用ブランディングの観点からもビジネスプロフィールの管理は重要なのです。
リスクを防ぐための具体的な対処法
定期的な情報チェック・更新
まず最も基本的なのは、営業時間・定休日・住所・電話番号・提供サービスなどの情報を定期的に見直すことです。最低でも月に1回は確認を行い、季節ごとの変更や臨時休業などがある場合は速やかに反映しましょう。
投稿機能の活用
Googleビジネスプロフィールには、SNSのように「投稿」できる機能があります。 ・新商品やサービスの紹介 ・季節限定メニューやキャンペーン情報 ・スタッフ紹介や日常のひとコマ
などを写真付きで発信することで、ユーザーに“今、営業している”という安心感を与えます。また、MEO対策で注力したいキーワードを入れ込むことで、キーワード対策にもなります。
口コミへの返信
すべての口コミに返信することが理想です。ポジティブな内容には感謝を、ネガティブな内容には丁寧に謝罪と改善の意志を伝えましょう。
「このお店は丁寧に対応してくれる」という印象を持ってもらえれば、口コミ全体の印象も好転しやすくなります。Google側も、口コミ返信をビジネスの信頼性向上に繋がる行動として評価しています。
管理する時間が取れない場合
放置することのリスクを理解していても、日々の業務に追われてビジネスプロフィールの更新にまで手が回らないというビジネスオーナーの方も多いと思います。その場合は、外部のMEO対策専門業者に運用代行を依頼するのも有効な手段です。
グルービズ株式会社では、ビジネスプロフィールの最適化、口コミ返信代行、投稿代行などを一括で管理し、店舗の魅力を最大限に引き出すサポートを行っています。ぜひお気軽にご相談ください!
まとめ
ビジネスプロフィールは、現代の店舗経営・企業広報に欠かせないツールです。放置することで生まれるリスクは、見込み客の損失だけでなく、信頼やブランド価値の低下にもつながります。
日々の更新や管理は地味な作業に思えるかもしれませんが、積み重ねこそが信頼と集客を生む大きな力になります。
「最近、ビジネスプロフィールをチェックしていない…」そんな方は、ぜひこの記事をきっかけに、一度プロフィールを見直してみてください。
なにかお困りごとがございましたら当社までお気軽にご相談ください。当社は、Googleのガイドラインを遵守した効果的な施策で、総合的なビジネスプロフィール運用を支援します。
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