目次
順位下落の原因は?
Googleのアップデートでアルゴリズムの仕様が変わった
競合他社の情報のほうがユーザーに役立つと判断されている
Googleからペナルティを受けた
順位が下落した時の対処法
関連性とは?
距離とは?
視認性の高さ(知名度)とは?
具体的な対策方法について
①関連性の対策方法
②距離の対策方法
③視認性の高さ(知名度)の対策方法
④Googleペナルティの解除・解消方法
⑤直近でgoogleのアルゴリズムの更新があったかどうかを確認する
まとめ
Googleビジネスプロフィール(以下、ビジネスプロフィール)を運用していると、検索の表示順位が突然下がることがあります。ビジネスプロフィールで集客を行っている店舗ビジネスにとっては死活問題と言えますよね。今回の記事ではビジネスプロフィールの順位が下がったときの原因や対処法についてまとめています。
順位下落の原因は?
ビジネスプロフィールの順位が下がる原因は大きく分けて下記の3点です。
・Googleのアップデートでアルゴリズム(検索結果ページの表示順位を決めるために使用している計算や処理のこと)の仕様が変わった。
もし、ローカル検索結果をチェックして、以前は上位に表示されていたビジネスプロフィールが一様に順位変動していたら、Googleのアップデートの影響で順位が下落した可能性があります。
・競合他社の情報のほうがユーザーに役立つと判断されている。
一方で、自社のビジネスプロフィールのみが順位変動をしていたら、競合他社の情報の方がユーザーにとって役立つとGoogleに判断されている場合があります。
・Googleからペナルティを受けた
また、自社のビジネスプロフィールのみが順位が下がっている場合、Googleが定めるガイドラインに違反してしまいペナルティを受けている可能性もあるでしょう。
順位が下落した時の対処法は?
ローカル検索結果の表示順位を決定する要素は多くあります。その中でもGoogleの定めたガイドライン上で主要な要因とされているのが「関連性」「距離」「視認性の高さ(知名度)」です。
関連性とは?
関連性とは、検索で使われた語句とローカル ビジネス プロフィールが合致する度合いを指します。
距離とは?
距離とは、検索語句で指定された場所から検索結果のビジネス所在地までの距離を指します。検索語句で場所が指定されていない場合は、検索しているユーザーの現在地情報に基づいて距離が計算されます。
視認性の高さ(知名度)とは?
視認性の高さとは、ビジネスがどれだけ広く知られているかを指します。ビジネスによっては、オフラインでの知名度の方が高いことがありますが、ローカル検索結果のランキングにはこうした情報が加味されます。たとえば、有名な博物館、ランドマークとなるホテル、有名なブランド名を持つお店などは、ローカル検索結果で上位に表示されやすくなります。
ビジネスについてのウェブ上の情報(リンク、記事、店舗一覧など)も視認性の高さに影響します。Google でのクチコミ数とスコア(評価)も、ローカル検索結果のランキングに影響します 。
具体的な対策方法について
①関連性の対策方法
関連性の対策として有効なのがビジネスプロフィールの情報を充実させることです。ビジネスについてのより的確な情報が提供され、検索で使われる語句との関連性を上げることができます。
・名称
・住所
・電話番号
・カテゴリ
・属性
などの基本情報は必ず正しく記載するようにしましょう。
②距離の対策方法
ユーザーの今いる位置から遠くのお店よりも近くのお店が優先的に表示されます。この部分に関してはコントロールができないので対策は難しいと言われています。
ただ住所に関連して、NAP(Name、Addressee、Phoneの頭文字を取った略語)情報はできる限り、自社サイト、ポータルサイトなどウェブ上の表記を全て揃えることで、同じ店舗に関する情報だとGoogleが判断しやすくなります。
③視認性の高さ(知名度)の対策方法
視認性の高さは知名度を意味します。知名度を高める際の対策として有効なのがweb上での露出を増やすことです。例えば媒体などに自社ビジネスの情報を掲載することで、知名度を高めることに繋がります。自社のビジネスと関連性が高い媒体を探し、掲載を検討してみてはいかがでしょうか。
また、webメディアやSNSなどで自社ビジネスに関して取り上げられることも知名度向上に影響します。普段から良質なサービスを提供することで、webメディアなどで紹介してもらえる可能性を上げることができます。ビジネスの基本となるユーザーの満足を得られるサービス提供を心がけましょう。
④Googleからペナルティ受けた場合の解除・解消方法
・Googleペナルティとは?
Googleペナルティとは、Googleが定めるガイドラインに違反したWebサイトや運用者に科されるペナルティのことです。これを受けると、検索順位の大幅な下落や、最悪の場合、インデックスの削除(検索結果に表示されなくなる)に繋がってしまいます。
また、違反部分を取り除くまで検索順位が元に戻ることはないため、ペナルティを受けたら早急に対処した方が良いでしょう。
・Googleペナルティの原因
多くのペナルティの原因は下記2点に当てはまります。
■質の低いコンテンツがある
■不自然なリンクが貼られている
・Googleペナルティの種類
Googleペナルティには、「手動ペナルティ」と「自動ペナルティ」の2種類があります。
「手動ペナルティ」は、人の目で直接webサイトを確認しガイドラインに違反しているものを判断します。
一方、「自動ペナルティ」Googleのアルゴリズムがガイドライン違反のサイトを検出した際に自動的に順位を引き下げることを指します。
・Googleペナルティの解除方法
手動ペナルティを解除するためには、サーチコンソール(Webサイトの検索順位やリンク状況などを確認することができる無料のツール)に届いたメッセージに従い違反を確認・改善した後、再審査のリクエストをする必要があります。リクエストの送信からペナルティ解除までに約1週間程度かかると言われています。
自動ペナルティの場合、ペナルティを課されてもGoogleから通知が来ないので、サイトのどこに問題があるのかが分かりません。Googleのガイドラインを読んで、違反している点がないか一つ一つ確認します。修正を行った後は、再審査のリクエストができないため、再度アルゴリズムがサイトを評価してくれるのを待ちましょう。
・ペナルティ原因の解消方法
「低品質なコンテンツ」に当てはまるガイドライン違反として、次のようなものが挙げられます。
該当する場合は修正しましょう。
■キーワードの乱用
■隠しテキスト・隠しリンク
■重複コピーコンテンツ
「不自然なリンクが貼られている」場合、Googleからのメッセージ内に不自然なリンクの例が指摘されていることもありますが、その他の不自然なリンクは自分で探す必要があります。
サーチコンソール等を活用して不自然なリンクを探し、見つけたらリンク元のサイト運営者に削除対応をしてもらいましょう。
⑤直近でGoogleのアルゴリズムの更新があったかどうかを確認する
アルゴリズムとは、Googleが、検索結果ページの表示順位を決めるために使用している計算方法や処理手順のことです。
Googleのアルゴリズムの内容は、公平なランキングシステムを構築するために機密情報となっており公開されていません。
それでは、アルゴリズムに更新があったかどうかをどのように知ればいいのでしょうか?
・Googleの公式発表を確認する
Googleが検索順位を大きく変えるアルゴリズム更新をする際には、その直前または直後に公式サイトや公式Twitterでどのようなことを実現するためにアルゴリズムの更新をするのか概略を発表します。
■Googleウェブマスター向け公式ブログ
■Google SearchLiaison(公式twitter)
・SEOコミュニティーから情報収集する
海外、国内のSEO会社、SEOコンサルタントなどが発表する情報からも検索アルゴリズムの動向やその詳細を知り、Googleのアルゴリズムに変更があったかを推測することが可能です。
公式の発表やSEOコミュニティーから得た情報でアルゴリズムの更新の特徴を把握することで、順位が下落した原因も突き止めることが出来るかもしれません。
まとめ
Googleのサービスを活用している以上、何も対策をしなければ表示順位の下落を避けることはできません。重要なのは、順位下落が起きた後に、または、順位下落が起こる前にいかに早く対策をするかという点です。MEO対策に取り組みながらも順位が下落したときは、今回紹介してきた情報を参考に上位表示を目指してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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